急いでいるときに限ってやってしまうこと・・それはファスナーにビニールや布を噛ませてしまうこと!
誰もが経験あると思います。
よくあるのがバッグのファスナーやトレーナーなどではないでしょうか?
戻すことも閉めることもできずに困ってしまいますよね。
無理やり力いっぱい引っ張ったら、ファスナーが完全に壊れてしまうこともあります。
ではこんな場合、どうすれば取ることができるのでしょうか。
ここではファスナーにビニールや布が噛んだ時の対処法についてお伝えしたいと思います。
もくじ
なぜファスナーは噛んでしまうのか?
皆さん、こんなご経験はないでしょうか?
- 急いで出かける間際にカバンのファスナーを閉めたら噛んでしまった
- パーカーのファスナーを勢いよく閉めたら生地まで巻き込んでしまった
- ナイロンのリュックサックのチャックを開けるとき噛んでしまった
- 布団カバーを交換している時にファスナーを開けるときまたは閉めるときに布を噛んでしまった
「あ~、またやってしまった!」と後悔してもしきれません・・・
イライラして無理やり引っ張ったりしてはダメですよ。
余計にひどく食い込んでしまうかもしれませんし、最悪の場合「ビリっ」っと破れてしまいます。
噛ませてしまうのってだいたい急いでいるときではないですか?
まっすぐファスナーを閉めればいいものを、急いでいるから斜め方向に力を入れてしまうことによって生地まで巻き込んでしまうのです。
ですので取るときは「焦らずゆっくり」を心がけましょう。
ファスナーにビニールや布が噛んだ時はどうすればいいの?対処法は?
では、どうすれば取ることができるのでしょうか。
対処方法がいくつかありますので試してみてくださいね。
方法その1.ゆっくり生地を引っ張りながら逆再生
まず生地を横方向にピンと引っ張ります。
そしてゆっくりと逆再生のようにファスナーを戻すように引っ張ってみます。
噛んだ方向とは逆に戻す感じです。
ほとんどの方法がこれで取れると思います。
方法その2.生地とファスナーの間にすき間を作る
生地とファスナーの間に丈夫な定規などを滑らせるように差し込み、わずかなすき間を作ります。
そして生地を引っ張ってみるとすんなりと取れることもあります。
一気に取ろうとせず、少しずつ取るようにしましょう。
方法その3.ファスナーが噛んでいる部分にオリーブオイルを1滴垂らす
オリーブオイルでもベビーオイルでもいいのですが、ファスナーの部分に1滴垂らしてみてください。
滑りがよくなってあっさり取れることもあります。
ファスナーの持ち手の部分にオイルが付いてしまうと滑って持ちにくくなるので、注意しましょう。
生地によってはオイルのシミができてしまうこともあるので、あくまでもファスナー部分にのみほんの1滴だけ垂らすようにしてくださいね。
以上の方法1,2,3を組み合わせるようにすれば大抵のファスナーは元に戻すことができます。
ファスナーを噛ませないためには?
ファスナーを噛ませないためできることは、ズバリ「ゆっくりとファスナーの開け閉めをする」ことに限ります。
ファスナーもメーカーの製品であれば滅多に問題は起きません。
どちらかと言うと外国製の製品に付いている無名メーカーのファスナーがよく生地を噛んでしまう傾向があるように感じます。
商品を選ぶときにはデザインだけではなくファスナーの取り付け周りの縫製の具合もチェックすることをおすすめします。
見えない裏側、ファスナーの取り付け周りも丁寧に縫製されている商品を選ぶと安心ですね。
まとめ
「気を付けなきゃ」と分かっているのに、つい急いでいるときにファスナーの生地を噛ませてしまうのです。
もしファスナーを噛ませてしまったらここでご紹介した対処法を一度試してみてくださいね。
大抵のトラブルは解決できます。
私も布団カバーを洗濯して取り付ける時に、よくファスナーを噛ませてしまうことがあります。
布団カバーは取り付けもややこしく、時間もかかるのにさらにファスナーが噛んでしまったときは本当に「ガーン」という感じです。
特に布団カバーの場合はファスナーが直接肌に触れないようにファスナーの上にカバーが取り付けられていることが多いので、余計に噛みやすくなっています。
「ファスナーを開けたり閉めたりするときは、ゆっくりまっすぐ」が基本です。
忘れないようにしたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。