普段行なっているスキンケアやメイクを一切辞めて肌を休ませる肌断食。
肌断食を行うことで、肌が本来の働きを取り戻し、健康的な肌を手に入れることが期待できます。
今回は、この肌断食が向かない人はどんな人なのか、やり方や気になる効果や肌断食を行う際に注意すべきことをご紹介します!
もくじ
肌断食に向かない人とは?
肌断食は、スキンケアもメイクも行わないことから、
- アトピー性皮膚炎がある人
- 乾燥肌の人
- エアコンの効いた部屋にいる時間が長い人
- 外にいる時間が多い人
は、避けた方が良いと言われています。
[aside type=”warning”]アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人は、スキンケアやメイクで外部刺激を防げている可能性が大きいので、肌断食をしてしまうと健康的な肌を手に入れるどころか逆に悪化させてしまう恐れがあります。[/aside]
エアコンの効いた部屋にいることが多い事務職の方などは、メイクによって肌からの水分蒸発を防ぎ、夜のスキンケアで肌を潤わせる必要があります。
外にいることが多いと、そのぶん紫外線を大量に浴びることになるので、日焼け止めクリームをはじめ、メイクで防ぎ、夜のスキンケアで熱を持った肌を鎮静させるケアが必要です。
肌断食のやり方
肌断食の方法は3種類あります。
自分に合わない肌断食だとストレスなり、それが肌荒れの原因になることもあるので、生活スタイルにあった方法で行いましょう。
1. 完全な肌断食
こちらは、メイクもスキンケアも一切行わない方法です。
しかしこの方法をいきなり行なった場合、肌が自らの力ではなく、いつもスキンケアで補われていたものがなくなることで、一時的に肌荒れを起こすケースも考えられます。
なので、スキンケアを一気に辞めるのではなく、使うものを徐々に減らしていくことをおすすめします。
そして最終的には水洗顔だけになるようにしましょう。
[aside type=”normal”]断食肌を行なっている最中に肌荒れを起こしてしまった場合は、純石鹸のみで洗顔をし、乾燥に悩まされた場合はワセリンのみで保湿ケアをします。[/aside]
2. 夜だけの肌断食
断食肌はしたいけど、やっぱり日中はメイクをしないと自信がつかない…と言うかたにおすすめの方法です。
この方法は、夜の洗顔後は何もつけないといったやり方です。
しかし、夜の断食肌を行なっても、日中のメイクをしっかりがっつり濃くしてしまうと、効果はあまり期待できないので、肌への負担が少ない、クレンジング不要のミネラルファンデーションを使うなどしましょう。
可能ならば、ファンデーションだけ薄く付け、他のポイントメイクは避ける方が良いです。
3. 休日だけの肌断食
仕事上、すっぴんは難しいといった方におすすめです。
休日は朝起きてから水洗顔のみにし、なるべく日差しを浴びないように外出を控えましょう。
買い物などで、外出をしなければならない場合は、帽子やサングラスなどでカバーし、紫外線になるべく当たらないようにしましょう。
肌断食の効果は?
メイクやクレンジングなどに含まれる界面活性剤は、肌のバリア機能を弱め、洗顔料を使った洗顔は、肌と手が触れる回数が多く、摩擦や洗顔料の成分で肌が本来持っている保湿物質までをも洗い流してしまいます。
それらが断食肌では軽減することができます。
断食肌をすることで得られる効果を見ていきましょう。
乾燥やニキビなどの肌荒れの改善
メイク時やクレンジング、洗顔、スキンケアのたびに肌に触れて刺激になっていたことから解放されるので、肌本来の保湿成分が剥がれ落ちたり洗いすぎで流されることがなくなります。
なので、肌の水分量と油分の量のバランスが整い、乾燥から来る皮脂の過剰分泌やニキビが改善されます。
毛穴が引き締まる
メイクは皮膚呼吸の妨げになります。
また、メイクの洗い残しや使う化粧品の成分によって肌のターンオーバーが乱れたりします。
しかし、メイクをしなくなることで肌がストレスから解放され、肌のターンオーバーが正常化されます。
すると、肌の老廃物の排出されるので、毛穴詰まりとなる物質が排出され、毛穴が引き締まり透明感のある肌を目指せます。
断食肌は行うことで、スキンケアで栄養を補給しなくても良い強い肌を作れます。
肌断食にするときに注意すべきこと
断食肌を行うなら、効果は得たいですよね!
そのためにも、
- 紫外線ダメージを避けるためにも外出時には日焼け止めを必ず使いましょう。
しかし、どれでも良いと言うことではなく、肌に優しくクレンジングなしでも落とせるものを選びましょう。 - 断食肌をしている間に不規則な生活をしていては効果はありません。
健康的な肌を手に入れるには睡眠も必要不可欠です。
肌の細胞が生まれ変わるゴールデンタイムの22時〜2時の間は眠りについているようにしましょう。 - 食生活も肌の調子を整えます。断食肌をしているからといって乱れた食生活をしていては十分な効果は得られません。バランスのとれた食生活を普段から心がけましょう。
いかがですか?
ちょっとハードルが高そうな肌断食。
自分には合ってそうなのかどうかをしっかり見極めてから挑戦したいですね。