いよいよ出産間近となると、さて赤ちゃんをどこに寝かせようかと心配になりますね。
育児本を見ると、ベビーベッドが進められていますが、どこに置いたらよいのか、また購入するべきか、レンタルするかなどいろいろ悩んでしまいます。
そこで今回は、赤ちゃんのベビーベッドはいつまで使うか、購入するよりレンタルの方が得か、など、ベビーベッドの必要性について考えてみましょう。
もくじ
ベビーベッドはどうして必要なの?
もともと日本では、床にお布団を敷く生活のため、ベビーベッドが必ず必要なわけではありません。
では、どうしてベビーベッドが進められているのでしょう。
【ベビーベッドを勧める理由】
埃など、ハウスダストの軽減
床にお布団を敷いていると、寝ている時間の長い新生児などは、どうしても埃の溜まりやすい中にいることになり、アレルギーや衛生面の心配があるためです。
踏んでしまう事故防止
兄弟や姉妹が上にいる赤ちゃんは、踏まれてしまう心配があります。
お兄ちゃん、お姉ちゃんも気を付けているのですが、遊びに夢中になってしまうとついつい勢いよく駆け回ってしまいます。
また、オモチャがぶつかったり、体の上に落としたりする心配もあるので、ベビーベッドに寝かせる方が安心です。
ペットがいる場合
ワンちゃんや、ネコちゃんが一緒に生活している家庭では、「噛む」「踏む」などの安全面を考えたり、「毛」を吸い込まないようにするためにも高い位置で、柵に囲まれているベビーベッドは安心です。
添い寝時の事故防止
赤ちゃんを育てている時期のママは、毎日クタクタに疲れています。
そんな時に添い寝をしていると、ママが熟睡してしまい、つぶしてしまったり、窒息してしまったりと、思わぬ事故が起こる可能性があるのです。
ベビーベッドはいつまで使う?
ベビーベッドは、つかまり立ちをする8か月くらいになると、赤ちゃんの落下事故の心配が付きまといます。
赤ちゃんは頭が重いので、少しバランスが崩れるだけで落ちてしまいます。
使用期間が2歳までと設定されているベビーベッドが多いですが、実際は8か月あたりで、使用しなくなるご家庭が多いようです。
ベビーベッドは本当に必要?
安全面から考えると、ベビーベッドは必需品のような気がしますが、実際に使った先輩ママたちの声を聞くと、必ずしも「使って良かった」と言う声ばかりでは無いようです。
【ベビーベッドを使わなくなった理由!】
赤ちゃんが柵にぶつかって危険
寝返りを打つようになると、赤ちゃんは頻繁に柵にぶつかるようになってきます。
また、柵の間に手足が飛び出して挟まったり、大怪我の心配もでてきます。
夜中の授乳が面倒
夜中にいちいちベッドの柵を上げ下げして、赤ちゃんを抱き、授乳させることは、疲れたママにとってはかなり辛い事です。
一度授乳させたら、結局そのまま、朝まで一緒に寝てしまうことが多いようです。
部屋が狭くなる
ベビーベッドの難点は、なんと言ってもその存在感です。
寝室に置いてしまうと、昼間目が届かないので、リビングに設置するご家庭が多いようですが、その存在感はかなり部屋の印象を狭いものにしてしまいます。
ベビーベッドはレンタルがお得!
赤ちゃんとの生活は、始まってみないとわからないことがたくさんあります。
最初からすべて準備しても結局使わなかったり、必要なかったりする物も多くあるのです。
ベビーベッドが役立つのは、「1~2か月の新生児期の昼間だけ」と言う声が多く、その後は物置き状態や、リサイクルショップ行きと言う結果になっているようです。
レンタルなら、必要なくなったら返せるので、後の事を考えても楽ですね。
それぞれのご家庭によって、生活スタイルが違うので、育児本で紹介されていることがすべて当てはまるわけではありません。
とりあえず、レンタルでお試ししてから購入を考えてみても、遅くはないですよ。