足の裏に出来たたった一つの魚の目が、痛い!生活に支障をきたす原因になることがありますよね。
魚の目は、硬い芯があり、それを取り除かない限り、完治することはありません。
そんな痛い魚の目ですが、どんな治療法か気になりますよね。すごく痛いんじゃないかなど不安になります。
今回は、そんな辛くて痛い魚の目の治療法や、病院は何科を受診すれば良いか、などについてご紹介しましょう。
もくじ
魚の目が痛い!原因は何?
ほんの小さな魚眼のような魚の目でも、痛くてまっすぐに歩けなくなることがあります。
この魚の目が出来る原因には、いくつか考えられる生活習慣があるのです。
・サイズの合わない靴を履き続けている
・立っている姿勢が悪い
・歩き方に癖がある
・ハイヒールを良く履く
・先の細い靴を良く履く
などです。
魚の目の原因は、毎日の積み重ねで、足の1部分に負担がかかり、圧力や摩擦によって角質が深部に至るまで硬くなったものです。
それが、神経を刺激し、痛みが起こります。
小さく軽度のものなら、自己治療が可能ですが、激痛を伴うような魚の目は、病院での治療が必要です。
魚の目が出来たら何科にいけばいい?
大きい魚の目や、激しい痛みで歩行困難になっているようなら、すぐに皮膚科を受診しましょう。
魚の目は、芯を取り除かなくてはならないため、麻酔をして、芯を切除する外科手術で取り去ります。
体にメスを入れるのは、怖いかもしれませんが、魚の目が刺激する毎日の痛みに比べたら、麻酔も効いているし、あっという間に終わってしまいます。
ただし、スッキリ取り切れない場合もあり、再発することも多いため、魚の目治療の評判の良い病院を選ぶことも必要です。
また、レーザーで焼き切る治療もありますが、保険がきかないため、大きさにより1~4万円ほどの高額治療となります。
レーザー治療は高額ですが、再発防止には1番効果的と言えます。
魚の目の自己治療法とは?
多くの方が経験している治療法と言えば、スピール膏を使った治療ではないでしょうか。
これは、サリチル酸によって、角質を十分に柔らかくし、芯ごとすっぽりと取り去る、絆創膏型の薬です。
このスピール膏を2~3日貼り続け、白くふやけたら、ピンセットで芯を取ります。
ところが、2~3日では芯の深いところまで柔らかくならない事が多く、表面の白くふやけた部分だけしか取れないことが多々起こります。
失敗しないためいは、1週間くらいかけて、薬を浸み込ませる必要があるのですが、2つの点に注意しなくてはなりません。
1.薬が魚の目からずれないこと
2.スピール膏がはがれたら、新しいものを貼ること
ぴったりと貼り付いているようなら、1週間そのままで良いですが、ほとんどの場合、3日もするとずれたりはがれたりしてしまいます。
その時は、白くふやけている部分には触らず、新しいスピール膏を貼りつけてもう少し辛抱しましょう。
深層部まで、薬が届いていない状態でふやけた角質を取ってしまうと、まったく芯に届かずに効果が出ないか、芯に近い部分が、取れないままむき出しになり、激痛が起こる可能性があります。
そんな失敗をしないためには、十分に角質を柔らかくする必要があるのです。
ただし、1週間つけていても効果が出ないような時は、使用を止め、皮膚科での治療が必要です。
スピール膏を長期的に何度も繰り返していると、健康な皮膚が死んでしまうので、自己治療は切り上げ時の見極めが大切です。