「水出しコーヒー」をご存知ですか?
ホットコーヒーが好きという方も、暑い夏にはアイスコーヒーを飲む機会も多いと思います。
そこで最近話題になっているのがこの水出しコーヒーです。
今回は、水出しコーヒーの特徴やカフェインの含有量が変わるのかどうか、そして自宅で簡単に作る方法についてご説明したいと思います。
もくじ
水出しコーヒーの特徴
まず水出しコーヒーの味ですが、雑味がなくスッキリとしていて飲みやすいのが特徴です。
コーヒー本来のコクが際立っていて、まろやかな味わいです。
濃い目に作った水出しコーヒーに氷を浮かべて濃さを調整できるのもいいですよね。
お湯で抽出しないので、味に酸味が出ないのが特徴です。
コーヒーの酸味が苦手な人は水出しコーヒーの方がおいしく感じられる思います。
ただし、水出しコーヒーは抽出するのに時間がかかるのでその点がデメリットと言えますね。
抽出時間は方法によって5時間から8時間ほどかかります。
水出しコーヒーのカフェイン量は?お湯で抽出の場合との違い
コーヒーに含まれているカフェインには覚醒効果があるので、眠気を取って脳をスッキリさせてくれる効果もありますが摂取しすぎもよくありません。
カフェインは、水に溶けにくい性質があるので、お湯で入れたコーヒーよりも水出しコーヒーの方がカフェインの量は少なくなります。
コーヒーは好きだけど、カフェインの摂りすぎが気になる方は水出しコーヒーを選ぶ方がよさそうですね。
同じく苦み成分のタンニンもお湯で入れたコーヒーよりも少なくなるので、酸味や苦みの少ない味になります。
珈琲店によっては水出しコーヒー用のカフェインレス豆を取り扱っているお店もあるので、尋ねてみてください。
カフェインレスのコーヒーなら、妊娠中や授乳中のママもカフェインのことを気にせずにコーヒーを楽しむことができますよ。
自宅で簡単! 水出しコーヒーの作り方
「自宅で水出しコーヒーを作ってみたい!」という方のために、我が家で作っている方法を伝授したいと思います。
自宅で手軽にできる、専門器具を使わない方法ですのでぜひ試してみてくださいね。
これを知ったら、もう市販のペットボトルのアイスコーヒーでは満足できなくなりますよ・・・
あ、もちろん水出しコーヒーをアイスコーヒーとして飲んでもいいですし、温めてホットコーヒーとして飲んでもおいしくいただけますよ。
水出しコーヒーの作り方(2杯分)
【用意するもの】
- 中挽きコーヒーの粉35g(お好みのものをご用意ください)
- 水500㎖(ウォーターサーバーやミネラルウォーターがベスト)
- 大きめのボウル
- フィルター
- 保存ボトル
【作り方】
- 大きめのボウルにコーヒーの粉と水を入れてゆっくりよくかき混ぜる
- ボウルのまま一晩冷蔵庫へ(だいたい8時間が目安)
- フィルターでこす
いかがですか?すごく簡単においしい水出しコーヒーが作れます。
夜に準備しておくと、翌朝おいしい水出しコーヒーを飲むことができます。
[aside type=”warning”]かき混ぜる時に、激しくかき混ぜすぎると雑味があり、少し苦みの強い味になってしまうのでゆっくり混ぜるように注意しましょう。[/aside]
「冷蔵庫にボウルを入れるスペースがない」という場合は、こし網フィルター付きの水出しコーヒー専用ボトルを用意すると縦置きできて便利かもしれませんね。
我が家の場合は、冷蔵庫のドアポケットは牛乳やジュース、麦茶やだしポットなどが並んでいるため逆にスペースがないので、考えた挙句ボウルを使うことにしたのです。
こうして出来上がった水出しコーヒーは、冷蔵庫に保存しておけば2~3日は大丈夫です。
マイボトルに詰め替えて、職場に持って行くのも経済的でいいかもしれませんね。
コーヒーってこんなに健康効果がある!
コーヒーにはご存知の通り、ポリフェノールが含まれています。
何と、赤ワインと同じぐらいの含有量です。
【ポリフェノールの健康効果】
- 抗酸化作用が肌の老化を防いでくれる
- 満腹中枢を刺激して過食を防いでくれる
- 血糖値の上昇をおだやかにして空腹感を抑える
- 動脈硬化、肝臓病、糖尿病予防効果がある
- コレストロールを抑制してくれる
- 糖分の吸収を遅らせてくれる
コーヒーにはこんなにもたくさんの健康効果があるのですね。
過食を防いで、空腹感を抑えてくれるので、ダイエットにちょうどいいですね。
コーヒーに含まれるポリフェノールは、「クロロゲン酸」とも言われ、脂肪燃焼効果が高いことが分かっています。
毎日水出しコーヒーを飲んで健康維持したいですね。
まとめ
健康効果も期待できるコーヒーは、毎日手軽に作ることができる水出しコーヒーが便利ですね。
ホットコーヒーとはまた違った味わいを楽しむことができます。
自宅で簡単に作れる水出しコーヒーの作り方もご紹介しましたので、ぜひ作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。