まぶたのピクピク、一度は経験したことありませんか?
現代の生活になくてはならないものが、パソコンやスマートフォン。
仕事、コミュニケーションやショッピングに欠かせないツールとして、スマートフォンやタブレットを、片時も離さないのも珍しいことではありません。
しかし、電子機器のディスプレイを長時間見つめると、眼精疲労でまぶたのピクピクするあの不快な症状の原因になることも。
スマホは使いたいですが、まぶたのピクピクは治したいですよね。
眼精疲労に効果的なビタミンもあります。
今回は眼精疲労が原因のまぶたのピクピクを治したい人へ、眼精疲労に効果的なビタミンや習慣を紹介します。
もくじ
まぶたがピクピクする原因
まずよくあるのが、眼精疲労が原因。
眼精疲労とはその名の通り目の疲れです。
目は見たいものにピントを合わせるレンズの役目をこなす水晶体という部分があります。
この水晶体の厚みを調整して遠くのものや近くのものをはっきり見ることができるのです。
近くのものを見るときには、水晶体を毛様体筋という筋肉を使って厚くしなければならないのですが、近くのものばかりを見ると、毛様体筋が消耗してしまいます。
現代は、スマートフォンやゲーム機は画面と顔の位置が非常に近く、毛様体筋を酷使しやすい状況です。
また仕事や勉強で睡眠不足になると、目を休める時間なく物を見続けることにもなるので、眼精疲労になります。
次によくある原因がストレス。
ストレスが強くなると顔の筋肉が緊張して、動かそうとしていなくても筋肉が動きやすく、その結果まぶたがピクピクと動くのです。
まぶたがピクピク痙攣するのは若い女性に多いと言われていますが、ほとんどの場合がストレスが原因によるものだそうです。
まぶたのピクピクが気になるなら、忙しくても趣味やリラックスする時間を設けてストレス発散を心がけましょう。
まぶたのピクピクに効果的なビタミンは?
まぶたのピクピクは一時的なものが多いですが、不愉快な感覚ですし、普段から予防できたら嬉しいですよね。
眼精疲労やストレスが原因なのですから、しっかり休んでストレス発散すればいいのですが、仕事に勉強に多忙を極める現代人がそう簡単に休めるものではありません。
そこで眼精疲労に効果的なビタミンを紹介します。
ビタミンであれば、食品から摂ったりサプリメントを利用する方法もあります。
ビタミンA
ビタミンA は目のビタミンと呼ばれるほど目の疲労回復に効果的です。
目の粘膜を健康に保ち、網膜や角膜の細胞をケアし、まぶたのピクピクの原因、眼精疲労やドライアイの予防へ効果が期待できます。
ビタミンAはニンジンやほうれん草、カボチャやパセリなど緑黄色野菜に多く含まれています。
油に溶けると吸収率が良くなるので、野菜炒めがオススメです。
ビタミンB群
ビタミンB1は酷使して固まった毛様体筋の緊張をほぐして、ビタミンB12は視神経の活動を活発にします。
どちらのビタミンも目の疲労を軽減する作用があるので、不足すると眼精疲労の原因になると言われています。
またビタミンB6は目の毛様体筋に限らず、体の筋肉を形成するタンパク質の吸収を促進する作用も。
ビタミンB群は水溶性なので、体に蓄えておくことができません。積極的に毎日の食生活に取り入れましょう。
ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用が高く、美容の分野でも有名です。
美容の大敵と言われる活性酸素は、紫外線だけでなく、ストレスや疲労からも発生します。
活性酸素は体にできるサビのようなもの。
少量なら体の免疫を高めますが、量が多くなると、体に悪影響が出てきます。
眼精疲労もその1つです。
ビタミンCはビタミンBと同じように水溶性ですが、熱に弱い特性もあります。
加熱すればたちまちビタミンCは破壊されてしまうのです。
ビタミンCは酸味を感じるほとんどのフルーツや、緑黄色野菜に含まれているので、サラダやそのまま食べて補いましょう。
スマートフォンやパソコンなどの電子機器がなくてはならなくなり、睡眠時間がどんどん削られている現代では、目の疲れがとれにくいのは仕方がないことかもしれません。
しかし、仕方ないと放っておくとダメージが蓄積されて大きな病気になることも。
いわば、まぶたのピクピクは疲れのサインです。
食生活や休憩時間など、できる工夫で目を労りたいですね。