「フムス」ってご存知ですか?
最近、テレビの情報番組でも取り上げられ、大きな話題となっている「フムス」。
とても栄養価が高く、美しいからだを作りたい女性や、健康的な食生活をしたい方にとてもおすすめの料理です。
しかし、なかなか聞きなれない名前の「フムス」。
一体どんなもの?と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、フムスとはどういったものなのか、どのような栄養と効果があるのか、また、フムスを使ったフムスダイエットのやり方についてご紹介します。
もくじ
フムスって何なの??
トルコやイスラエルなど、中東の地域で昔から食べられている伝統料理です。
フンムス、フマス、ハモスなどと呼ばれることもあります。
動物性のタンパク質が一切含まれていないため、ベジタリアンにも人気の料理です。
ヘブライ語でフムスは「ひよこ豆」の意味です。
フムスとはそのひよこ豆をつぶしてペースト状にしたものに、練りごまや塩、オリーブオイル、レモンなどの酸味やスパイスを加えたものです。
中東地域では、ピタという薄いパンのようなものに付けて食べるのが一般的です。
健康志向の強い海外セレブや、有名モデルなどが食べているスーパーフードとして、最近注目を集めており、人気が広まっています。
その影響から、最近ではフムスの食べ方や、味のバリエーションも広がりを見せています。
『フムスのレシピや保存方法、日持ちがどのくらいなのか』についても書いてますので興味のある方は見てみてください。
フムスの栄養効果
フムスは高タンパクで、低脂肪です。そして鉄分や葉酸なども含まれているため女性に嬉しい食べ物なのです。
食物繊維も多く含まれることから、様々な体に嬉しい効果が期待できるスーパーフードです。
- 高タンパク
- 鉄分
- 葉酸
- 食物繊維
- ビタミンB6
- カルシウム
高タンパク
そもそもフムスはベジタリアンやイスラム教徒など、お肉を食べることが出来ない人々のタンパク源として、昔から愛されてきた料理ですので、とてもタンパク質が豊富です。
タンパク質には体の筋肉を作る役割があります。
ただ摂取カロリーを低くして、体重だけを落とすダイエットに比べて、高たんぱく、低カロリーの食事をすることで、筋肉量を維持して体の代謝を良くし、リバウンドしにくいダイエットが出来ると最近注目を集めています。
ただ痩せるのではなく、女性らしいボディラインを維持し、メリハリのついた体作りのために、高たんぱく、低カロリーの食事を意識する女性がとても多いのです。
フムスの材料であるひよこ豆は、まさしく高タンパク、低カロリーの食材で、ダイエットにピッタリな食材です。
食物繊維
フムスの材料、ひよこ豆には、食物繊維も豊富に含まれています。
食物繊維には、便秘解消や、腸内環境を整えることから、肌荒れや、吹き出物の防止にもなる、不溶性食物繊維と、ナトリウムの吸収を抑えてくれる効果があり、高血圧の予防にもなる、水溶性食物繊維の二種類があります。
ひよこ豆には、この不溶性食物繊維も水溶性食物繊維も、両方とも豊富に含まれています。
また、食物繊維を多く含む食材は、血糖値の上昇を抑える効果もあります。
ひよこ豆はビタミン・ミネラルも豊富に含みますので、フムスは女性の体に嬉しい料理といえます。
フムスダイエットのやり方
フムスの材料となるひよこ豆が、女性の体に嬉しい美容効果や、ダイエット効果があることはお話ししました。
ここでは、おすすめのフムスダイエットのやり方をご紹介します。
短期間で効果を得たい!ストイックフムスダイエット
炭水化物を取りたくない!短期間で痩せたい!という方には、『フムスに野菜をディップして食べるだけ』というストイックな方法がおすすめです。
フムスはタンパク質が多く、食物繊維も豊富なので、腹持ちがとても良い料理です。
ですので炭水化物をあまりとらないダイエットをしたい方は、野菜をフムスにディップしてたくさん食べたり、サラダにはドレッシングではなく、フムスを付けて食べると、腹持ちが良くなります。
また、ひよこまめに含まれるカルシウムとマグネシウムなどのミネラルは、ダイエット中のイライラを軽減してくれる効果もありますので、短期間に痩せたいと思っている方や、ストイックなダイエットをしたい方にはフムスに野菜をディップして食べるダイエット法がおすすめですよ。
無理なく健康的な体を手に入れたい!おやつの代わりにフムスでダイエット
急いでダイエットをしなくても、少しずつ健康的に痩せたい、という方には、『普段の食生活にフムスを少しずつ取り入れる』方法がおすすめです。
無理なく、少しずつフムスを取り入れるだけでも、デトックス効果が期待でき、美肌やダイエットにつながります。
たとえば、小腹が空いたときには、お菓子の代わりに、クラッカーにフムスをのせて食べてみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫にフムスをストックしておけば、小腹が空いたときにすぐに食べることが出来ます。
また、味付けに工夫をすれば、お酒のおつまみにしてもおいしく食べることが出来ます。
フムスの作り方やおすすめの食べ方についても、また次回ご紹介したいと思います。
さいごに
注目のスーパーフード、フムスの栄養素やその嬉しい効果についてご説明しました。
フムスには腸内環境を整えたり、生活習慣病を予防してくれる効果も期待できます。
ダイエットのためにはもちろん、健康のためにも、フムスをお食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。