一回の施術を受けるだけで、小顔効果が期待できるコルギは、美容に敏感な女性から非常に注目をされています。
しかし、施術を受ける上で痛みを伴ったり、コルギ自体に危険性があったり腫れたりすると言った噂も聞きます。
コルギの施術を受ける前に、これらの疑問を明確にし、受診するかどうかを判断しましょう。
今回は、コルギの痛みや危険性、施術後に腫れたりするのかどうかということをご紹介しますので、ぜひ参考にして見てください。
もくじ
コルギ(骨気)が痛いと言われる理由は?
そもそもコルギとは、
- 骨と皮膚の間の老廃物を流す
- 固くなっている筋肉をほぐす
- たるんでしまった皮膚を元の位置まで持ち上げる
というように、詰まったリンパを流して骨に圧をかけて動かしていく施術なので、痛いのは当然ですよね。
しかし、コルギはリンパの詰まりを改善させて血流を良くするので、新陳代謝も上がり吹き出物などの改善にもつながっていきます。
そして心理的なものですが、コルギ=痛いと強く思い込みすぎて施術を受ける際に、力を入れてしまうと余計に痛く感じる場があるので、施術を受ける場合はリラックスをしましょう。
コルギ(骨気)に危険性があると言われている理由は?
コルギに危険性があると言われている理由は、医学的や科学的に説明できることから一理あるからです。
そもそも、私たちの頭蓋骨には隙間はなく、ずれることも歪むことも動くこともほぼありません。
そのようなことから、正常な状態の頭蓋骨を手の圧だけで動かすとなると、それこそ頭蓋骨がゆがんだりズレたりとバランスが崩れて大変なことになります。
コルギを行なっているクリニックでは骨と骨の間の縫合線という部分を調整するという方法を行なっているとも言われています。
しかし、この縫合線は、赤ちゃんの時であれば多少なら動かすことが可能ですが、大人になるにつれて縫合線も固まってくるので、動かすことがほぼ不可能と言われています。
もし動かせたとしても、それは骨折させてしまうほどの力なんだそうです。
このように、もともと隙間やズレがなく、動く部分のない頭蓋骨を動かし、固まっている縫合線に圧をかけて動かす行為自体が医学界や科学界で危険と言われています。
コルギ(骨気)の施術を受けると腫れる?
施術後の顔の腫れは、施術を受けた人のほとんどが体験します。
この腫れは、今まで滞っていたリンパの流れがよくなり、溜まっていた老廃物が流れ血流が良くなることから「好転反応」と言われています。
たいていの場合、翌日には腫れが引くという説明をされるのですが、中には
- 3日間も腫れていて、外出ができなかった
- 腫れが長引いて小顔を目的で痛みに耐えたのに、逆に太った?と言われた
- 顔がパンパンに腫れて生活が困難だった
といった声があります。
コルギ(骨気)の効果は?
気になるコルギの効果はどうなのでしょうか。
良い口コミ
- 痛みは耐えられるほどで、顔が小さくなった
- 目元がぱっちりした
- ほうれい線が薄くなった
- 術後に腫れはあったが、だんだん引けてきて顎周りがスッキリした
- 体全体が軽くなった
悪い口コミ
- 腫れが1週間ほど続き、腫れが引けた後も術前と特に変化がなかった
- 痛みがずっと続いている
- 耳が聞こえづらくなり、難聴と診断された
- 逆に顔がデカくなった
- 輪郭・顎が不自然な形になった
- 頭痛が続いている
良い口コミと悪い口コミを調べて見ましたが、良い口コミでは効果が実感できたと言った声が多い一方、悪い口コミでは顔が大きくなったり形が不自然になったりした他に、頭痛や難聴などの体調不良に今も悩まされている方も多く見られました。
施術者の腕によるところが多いのも事実です。
コルギ(骨気)を受けられないケース
- 歯の矯正やインプラント治療をしたことがある
- 半年以内に手術または現在通院中
- 重度の水虫などの皮膚トラブルがある
- 発熱または風邪気味
- 妊娠中もしくはその可能性がある
- 骨粗しょう症
- 美容整形を受けたことがある
- コラーゲンやヒアルロン酸などの注入系のプチ整形を受けたことがある
- ボトックス注射を受けたことがある
といった経験や症状がある場合は、基本的には施術が受けれません。
整形をしている場合、メスを入れたり引き上げるために糸を使ったりするケースもありますが、コルギでは頭から顔にかけて強い圧力をかけていくので整形が崩れる恐れがあります。
[aside type=”warning”]また、骨粗しょう症の場合は骨折につながる恐れもあり、妊娠している場合は胎児に影響が出る恐れもあります。[/aside]
最後に
コルギは、美容大国である韓国で生まれた民間療法です。
小顔効果が得れるとのことで美容業界に発展してきましたが、良い口コミばかりではないのが事実です。
一時的な痛みに耐えることで小顔を手に入れることができることができたといった人ばかりではなく、少数ですが、後遺症に悩まされている人もいるということも含め、しっかりとしたお店を選んだり、施術を受けるかどうか等判断しましょう。