トマトはリコピンが注目されてから、健康や美容に効果的な野菜として特に女性の人気を集めています。
手軽にトマトの栄養を摂取できるトマトジュースも、相変わらず人気ですね。
冷えたトマトジュースよりも、ホットトマトジュースの方が、トマトの効果をより引き出せることをご存じですか？
ホットトマトジュースに、オリーブオイルを加えるとダイエット効果が高まるとナイナイアンサーで紹介されていました。
今回は、ナイナイアンサーで紹介された、ホットトマトジュースとオリーブオイルの効果を詳しく見ていきましょう。
もくじ
オリーブオイル入りのホットトマトジュースの作り方は？
まずはオリーブオイル入りのホットトマトジュースの作り方を紹介します。
とは言っても、作り方は非常にシンプル。
【作り方】
グラス1杯のトマトジュースに大さじ1/2のオリーブオイルを加えて、600wの電子レンジで90秒加熱するだけ。
温かく砂糖特有の甘さもないので、スープのように感じる人もいるようです。
ただ、ホットトマトジュースのダイエットは、頻繁にトマトジュースとオリーブオイルを口にすることになります。
価格だけでなく、適したものを選ばなければ、ダイエットに悪影響が出てしまうこともあります。
まず、トマトジュースは無塩のものを選びましょう。
塩分入りのトマトジュースは、トマトの甘みが強調されて飲みやすいのが魅力ですが、一般的に1缶で2gの塩が含まれています。
これに通常の食事の塩分を加えると、あっという間に塩分を過剰摂取する可能性が高まるのです。
塩分の摂りすぎは、健康に悪いだけでなく、むくみの原因になります。
ダイエット目的なのに、手足がむくみで太くなっては意味がありませんよね。
また、オリーブオイルは、できればエクストラバージンを選びましょう。
エクストラバージンオリーブオイルとは、ドレッシングなどに使う生で食べられるオリーブオイルのこと。
加熱するとは言え、電子レンジにごく短時間かけるだけなので、通常のオリーブオイルでは加熱が不十分になる可能性があります。
オリーブオイルは生で食べても問題ないものを利用するのがベターです。
ホットトマトジュースがダイエットに効果がある理由
出来るだけ苦労せずに痩せたい、というのは体型に悩む人なら誰でも思うことですね。
ナイナイアンサーでは、楽痩せダイエット食材としてホットトマトジュースが紹介されました。
トマトのダイエット効果はダイエットに感心がある人には常識ですが、トマトダイエットのポイントはリコピンという栄養素。
リコピンには、体内で脂肪の増加を抑える効果があるのです。
同じように食べても、脂肪がたまりにくくなるので、太りにくくなる効果が期待できます。
ここまでだと、リコピンが入っているのはトマトもトマトジュースも同じだから、トマトを丸ごと食べてもいいような気がするかもしれません。
しかし、市販のトマトは保存性を高めるために青い段階で収穫することがあります。
未成熟の段階で収穫されたトマトは、栄養価が低くなりやすいのです。
一方で、トマトジュースやトマトケチャップのような加工品は、完熟してから収穫されるので、リコピンの含有量が多く効率的に摂取できます。
ダイエット効果を期待するなら、リコピンは1日15mgが程度が理想とされています。
トマトジュースのリコピン含有量が、180mlあたり18mgですから、およそ缶1本分で必要な量が摂取できることに。
ナイナイアンサーでは、そもそもリコピンを摂取する上で効果的なトマトジュースを温めてオリーブオイルを加えることで、吸収率が高まると紹介しています。
これは、加熱することでトマトの細胞壁が破壊され、栄養価が吸収しやすくなからです。
また、リコピンは油に溶ける性質があり、トマトジュースにオリーブオイルを加えることで、オリーブオイルにリコピンが溶けて、さらに吸収効率がアップします。
適度な食事と運動がダイエットの基本であることには変わりありません。
いくら、ホットトマトジュースに素晴らしいダイエット効果があって、脂肪の増加を抑えても、それを上回る量を食べれば痩せられないのは当然です。
あくまでもホットトマトジュースは、ダイエットの効率を上げてくれるものだと言えるでしょう。
