株・資産運用

終身保険で貯蓄!利率、解約払戻金、賢い選び方とシミュレーション!

銀行にただお金を預けるよりも、賢く貯蓄するには「終身保険」を考えてみませんか?何だか保険は難しくて良くわからない・・・と言う人も、ちゃんと理解して入ると、漠然としたお金の不安などがなくなるかもしれません。

払い続けたお金より増えて戻ってくる終身保険はどこにお金を預けるよりお得です。

そこで今回は、終身保険で貯蓄をする方法をご紹介します。利率や解約払戻金など賢く選んで、シミュレーションしてみましょう。

終身保険って貯蓄できるの?

終身保険と言うのは、かけ続けると一生涯保障される保険です。自分が死んでしまった時に家族にお金を残したり、高度障害を負った時などに保障されます。
でも、自分が死んでしまったのでは貯蓄したってつまらないですよね。

そこで、終身保険の大きな魅力は、「払った保険料より、解約払戻金が上回る瞬間がやってくる!」と言う事なのです。そうしたら、当然そこで解約してしまえば良いのです。ただし、その瞬間は自分が65歳になった時です。

まだまだ先の話すぎる・・・と思っているうちに入るのが一番お得な貯蓄になるので、シミュレーションしてみましょう。

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利率・解約払戻金をシミュレーションしてみよう!

例として、今回は東京海上日動あんしん生命の「長割り終身」と言う商品を見てみましょう。

羊のおじさんが「あ~んし~んセイメイ」と歌っているCMでお馴染みですね。こちらは、支払い満了時65歳で保障は一生涯つづく保険です。死亡した時に支払われる保険額を500万円として考えてみましょう。

男性が40歳の時点でこの保険に入ったとします。満了時の年齢が65歳なので、25年間保険料を支払うことになります。

その金額は12950円/月ですが、これって保険と考えると少し高く感じますよね。

でも、貯蓄と考えるとこれだけ?って思いませんか。もしも毎月12950円を貯金していたとしたら、25年で3.885.000円貯まりますよね。でも、終身保険だと25年後の65歳時には、解約払戻金が4.132.000円になるんです。

払い戻し利率106.3%ですよ。

貯蓄として考えるとの247.000円も利息が付いた事になります。さらにあと5年先延ばしにして、70歳まで預けたとしたら、4.294.000円となり利率は110.5%まで上がります。銀行に預けていたら、ありえない金額ですよね。

実はこの高利率のからくりは、『65歳より前に解約すると、払った金額よりかなり少ない金額しか戻って来ない』というところにあるのです。
そうすることで、みんなが65歳まで安定してお金を払ってくれれば、保険会社はお金を運用することができるので、65歳以降の還元率が良くなるわけなのです。

そうは言っても、保障はついているので解約さえしなければ、その間に何か起こったときには、貯金以上の金額が保障されますので安心です。なので、終身保険は「とにかく65歳までは絶対に解約しない!」と心に決めて入ることこそが、賢い貯蓄法となります。

早く死んでしまったら家族が助かるし、65歳を迎えたら大きな利息がついて自分に返ってくる!と言うわけです。これって、損はない話ですよね。

しかも、もし男性が30歳だったら、保険料は8705円/月とかなりやすくなります。この金額は障害変わりません。保険は若いうちに入ると得と言いますよね。
その場合、65歳までに支払う保険料は3.656.100円なので、なんと35年で475.900円の利息がついたことになるのです。

そのかわり、35年間は静かに払い続けるしかないわけです。

終身保険を賢く選ぶコツとは?

終身保険で貯蓄をしようと考えたら、とにかく払い戻し率の良い会社を選ぶことです。保障内容はほとんど変わらないので、よけなオプションはつけずに65歳まで確実に支払い続けられる金額にしましょう。

また、1歳でも若いうちに入ると得だと言う事をお忘れなく。

医療保険はまた別に入る必要があるので、そちらを安い保険料の掛け捨てタイプにするなど、工夫してみると良いですね。