最近よく耳にするのが、ヨーグルトが花粉症に良いらしいと言うことです。
特に、カルピスアレルケアL-92などは、ピンポイントで花粉症対策として取り上げられていますね。
ヨーグルトを食べることと花粉症にはどんな関係があるのでしょうか。
そこで今回は、ヨーグルトが花粉症対策にいい食べ物と言われているのは本当なのか!徹底検証します。
もくじ
花粉症対策にいい食べ物と言われるヨーグルトの存在って?
毎日、耳鼻科の満員具合には驚かされます。
最近、ヨーグルトで花粉症が良くなると言われています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、もともと赤ちゃんの時にはたくさんあったのですが、成長するにしたがって徐々に減り、成人したころには、驚くほど少なくなっています。
ヨーグルトのパッケージを見ると、乳酸菌やビフィズス菌がそれぞれ違いますよね。
買うときに、どれが良いのかわからなくなることもありませんか。
乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌をふやして腸内環境を整える働きのほかに、菌には個別に特性があるのです。
明治のR-1ヨーグルトは、免疫力を高めるため、感染症の予防や、風邪の対策に良いと言われています。
免疫機能のナチュラルキラー細胞を活性化させるため、体内に入ったウイルスや細菌に素早い攻撃をしかけ、撃退する力が強まるわけです。
この力も、もともと全員に備わっているのですが、ストレスや食生活などの環境で弱くなってしまったのです。
カルピスから出ている、L-92はアレルギー症状を軽減する作用があるため、アトピーや花粉症対策に良いと言われています。
ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、即効性はない!と言うことです。
花粉症対策のヨーグルトの効力は?
カルピスのL-92を食べて効果を出そうと思ったら、先に腸内環境を改善しなくてはなりません。
花粉症を発症している人は、多くの場合、腸内環境が悪化していると考えられるのです。
花粉症は現代病などと言われ、すでに何十年もの間、多くの人が苦しんできています。
昭和の時代は、スギ花粉が重視されていましたが、今では、ありとあらゆる植物が対象になっていて、1年を通じてアレルギー症状が出ています。
時代ごとに「花粉症に良い!」と言われるものが出てきましたが、結局のところ本日の耳鼻科も満員に変わりはありません。
では、ヨーグルトも効果なし?とガッカリするのは早すぎます。
食べ方をきちんと考えたなら、ヨーグルトが花粉症対策になるのは間違いありません。
花粉症対策のヨーグルトの食べ方とは?
ヨーグルトで花粉症対策をしようと考えた場合、1シーズン中には効果はほとんど現れません。
ギョッとしてしまいますね。
でも、1年中鼻がズルズルして、目もかゆい状態なので、特にひどい春先に効果が出なくても、頑張りましょう。
まずは、ビフィズス菌入りのヨーグルトを食べて、善玉菌を増やし、腸内をキレイにすることから始めましょう。
花粉症と言うと、耳鼻科に行く人が多いですが、実は一番影響があるのは腸なのです。
耳鼻科で行う治療は、今の状態を楽にしてくれる対症療法なのです。
腸には体の7割に及ぶ、免疫機能が備わっています。
慢性的に便秘をしたり、過敏性の下痢を起こしていたりすると、腸内環境は悪化し、免疫機能は弱くなっています。
すると、体を守る力が弱くなり、体内に入っていた花粉などのアレルゲン物質を排出することができないのです。
そこで、まず腸を回復しなければ、花粉症は治まらないというわけなのです。
ビフィズス菌から始まり、2週間ごとにちがう菌のヨーグルトを食べると、徐々に菌が増えていき、腸が元気になるといわれています。
食べ物として腸に入った、菌は残念ながら、定着せずに48時間ほどで外に出てしまいます。
そのため、腸にいる間に、たくさん増やして、定着菌を育てなくてはならないのです。
それには、一つの菌を、毎日2週間程度は、取り続ける必要があるのです。
2週間ごとにたくさんの菌を取り入れていくと、善玉菌の量も種類も増え、質も良くなり、すべての乳酸菌やビフィズス菌が効率良く働ける腸になってきます。
そしたら、L-92などで、ピンポイントにアレルケアしていきましょう。
時間はかかりますが、確実に花粉症の対策になりますよ。