株・資産運用

住宅ローン借り換え実施によりローン返済期間を半分に短縮!他のローンも完済できた

家は人生の中でももっとも大きな買い物と言われますよね。

ですが住宅ローンを見直す人というのは意外と少ないんです。

長い期間払い続けていく住宅ローンですから、仕事の変化や金利の変化などもありますよね。

今回は住宅ローンの借り換えで返済期間を半分に短縮できた!という、しがしょうさん(55)のケースをご紹介します!

住宅ローン借り換え実施によりローン返済期間を半分に短縮!

1999年9月に住宅を新築して引き渡しを受けた時の住宅ローンを借入金2480万円で当時の「住宅金融公庫融資30年」(今の住宅金融支援機構)に申し込みました。

当時の借入金利は30年の返済期間の最初の10年が2.25%残りの20年が4.0%の今から思えば高金利。

これを月々約64000円、ボーナス時の加算額187000円で返済スタートし、完済までの総返済額は約4000万円となるもの。

ローン返済スタートした時は、繰り上げ返済を繰り返してローン期間を短縮出来ればと考えて返済を実施していました。

ところが、返済方法を「元利均等返済」としていたため、なかなかローンの元金が減って行かず、どちらかといえばローンの利息分をせっせと支払っているイメージがあって、

「もっと早く元金を減らす方法はないものか?」と色々検討していました。

そして、返済開始から9年半ほど経過した時に、近所の地銀のあるパンフレットを入手することができました。

住宅ローンの借り換え15年で完済できた

それが、「住宅ローンの借り換え(スーパー住宅ローン)」のパンフレット。

「残り返済期間・返済残高・利息を考慮して、条件が揃えば返済額を減少させることが可能」がローンの借り換えによって実現できることが世の中に知られていたため、このパンフレットの入手で早速近所の地方銀行の支店の融資担当者に話を聞きに行きました。

この時点でのローン返済の現状(返済残高は約1910万円)を伝え、借換によってどれだけ返済額が抑えられ、尚且つ返済期間も短縮できるのかに焦点を置き見積りしてもらったところ、驚くべき結果が。

あと半年ほどで公庫のローン金利が2.25%→4.00%にジャンプアップし、月々の返済額もボーナス加算額も跳ね上がる予定(この金利では月々返済額75000円、ボーナス加算額215000円にアップ)だったのに、

「当初3年間の返済利息1.00%、4~20年目までの返済利息が2.30%、これを返済額にすると、当初3年間が月々60250円、ボーナス加算額165000円、4~20年目が月々67000円、ボーナス加算額が185000円)」で済むというもの。

この見積で、まずは月々と賞与の返済額を減らし、負担が減った分の資金を貯蓄に回して、一定の貯蓄額が貯まった時点で繰り上げ返済を繰り返す方法を計画し、これを実践していきました。

繰り上げ返済の実施内容は、借り換えから3年経過した2012年6月に660万円繰上加算で返済、2014年8月に400万円繰上加算で返済、2015年3月にさらに409万円繰上加算で返済と合計3回の繰上返済+月々返済+ボーナス加算返済を行ったのです。

これにより、何と3回目の繰上返済を行った2015年の7月の返済でローン完済できたのです。

結果的に30年ローンで住宅ローンを組んだ返済が約15年で完済と期間を半分に短縮することができました。

実施した返済計画を見返してみると、自分でもびっくりです。

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毎月・ボーナス時の返済額を抑えたことで他のローンも完済

月々返済やボーナス返済の金額を抑えることができたため、家計を節約することができたのですが、これに付随して、他のローン(オール電化ローンを別に組んでいた)にも返済を回すことができて併せて完済済みとなりました。

あとは、住宅ローン完済により登記簿に設定されていた「抵当権設定登記」の抹消の手続きも、インターネットで調べてみれば司法書士には依頼しなくても少しの労力と時間があれば自分で行うことが出来ることを知り、実施しました。

これも家計を節約するのに役立ったことです。(抵当権は3件設定(土地2件+建物1件)されていましたが、合計3000円ほどの手数料で済んだと記憶しています。)

住宅ローン返済がなくなったことで、長年考えていた太陽光発電設備の設置に回すことができるようになり、2016年に自宅に設置し、オール電化+太陽光発電運用の生活がスタート。

プロパンガスからオール電化で節約が可能に

建築当初は高額のプロパンガスの費用がネックだったため、光熱費を大幅に削減することができ、今は発電した分の余剰電力を売電することができるため(設置後10年間)、

光熱費はマイナス(売電収入の方が支払額を上回る状態)となり、大いに家計を節約することが出来ています(10年間でソーラー設置費用も回収できる予定)。

住宅ローンは組んだ後も返済するだけでなく、色々検討して最良の方法に変更していく実行力が必要としみじみ実感しています。