寒い時期に、お宮参りに行かなくてはならないと、赤ちゃんに何を着せたら良いか考えてしまいますね。
お宮参りは、何が何でも1か月後に行かなくてはならないものではありません。
お誕生から100日のお食い初めと一緒に「百日参り」として、お祝いすることもあるのです。
とは言え、どうしても31日~33日に合わせてお参りしたいと考えるなら、準備を怠ると赤ちゃんの体調を崩してしまうので、温かい服装を用意しなければなりません。
そこで今回は、冬のお宮参りに行くときの、赤ちゃんの服装について調べてみました。
もくじ
冬のお宮参りにセレモニードレスは必要?
赤ちゃんが生まれると、できる限りの準備をしてあげたくなるのが親心ですが、セレモニードレスについては、一度、良く考えてみてください。
真冬にお宮参りに行く場合、ほぼすべての時間、おくるみで巻いてしまうのです。
しかも、ドレスは、意外と温かくないものが多かったり、素材が固くて抱きにくかったりします。
そもそも、お宮参りは、氏神様へ赤ちゃんの誕生の報告と、健やかな成長を願うために行くものです。
そこで、赤ちゃんが体調を崩してしまったのでは、本末転倒となってしまいます。
1番に考えるのは、赤ちゃんが心地よく過ごせることですね。
できれば、モコモコとした柔らかくて温かい、2ウェイオールなどを着せていきましょう。
セットで揃える必要もありません。
おくるみは、フリース素材で軽くて温かい物を選ぶと、この先、ベビーカーでのおでかけにも使えて便利です。
帽子や靴下の色も揃えてあげると、お宮参り感も損なうことはありません。
大きな有名な神社で、人がたくさんいたとしても、社殿は大変寒いところです。
綺麗に整えてあげるよりも、本人が寒くないようにすることを考えてあげましょう。
冬のお宮参り 無理は厳禁!絶対ではないことを忘れないで!
神様が、赤ちゃんに無理をさせることを喜ぶわけはないですね。
寒い日に、赤ちゃんを無理に連れて歩かなくてはいけない!なんてことはありません。
日程を決める時に、もう一度、ご夫婦で話し合ってみてください。
産後1か月は、ママの体調も万全ではありません。
ここで、ママが風邪でもひいてしまっては大変です。
産後は、体調を崩すと長引いたり、悪化しやすかったりするのです。
暖かくなってから、お参りした方が、赤ちゃんにとっても気持ち良いお出かけになるかもしれませんよ。
お天気によっては予定変更も考えましょう
冬のお宮参りは、その日のお天気も十分に視野に入れて考えましょう。
当日、思っていたよりも寒かったり、強風が吹いているような時は、無理に行かず、予定を変更するようにしましょう。
赤ちゃんは、風に当たるだけで、大変驚き、興奮してしまいます。
それが、強い寒風では、ショックを受けてしまいます。
写真スタジオなどでは、和装も洋装も、無料で貸し出しをしてくれるところがありますね。
誕生から1か月後の成長を留めておきたい時は、写真だけ先に撮ってしまうのも、家族の記録として思い出となり、良いのではないでしょうか。