ついたお餅は美味しいのですが、意外と早くカビてしまい、食べきれない分がダメになってしまうことがありますよね。
そんな時は、冷凍保存しましょう。
上手に餅を冷凍すれば、かなり長持ちさせることも可能です
ただ、このお餅、いったいどの位保存しておくことが可能なのでしょうか?賞味期限(保存期間)は気になるところですよね。
そして冷凍した場合の解凍方法はどうしたらよいでしょうか。
今回は、冷凍したお餅の賞味期限(保存期限)と、食べる時の美味しい解凍の仕方を調べてみました。
もくじ
お餅を長く冷凍保存させるコツは?
お餅を冷凍する場合は、解凍して食べることを考えて、ひとつづつ保存します。
ひとつづつ、サランラップでぴったり包みます。
これは、どんな食べ物を冷凍する時も同じですが、できるだけ空気が入らないようにすると「冷凍焼け」や「冷凍割れ」を防ぐことができるのです。
サランラップで包んだお餅を、ジップロックに入れて、ここでも十分に空気を抜き、冷凍します。
個別に袋に入った市販の切り餅は、汗をかいているようなら、袋から出して、同じようにラップに包んでジップロックに入れて、冷凍しましょう。
汗をかいた袋のまま冷凍すると、表面に氷が付いた状態になり、冷凍焼けを起こしたり、風味が落ちたりしてしまいます。
冷凍したお餅の賞味期限(保存期限)はいつまで?
冷凍する時に、きちんと密封できていれば、数年は美味しくいただくことができます。
ただし、家庭用冷凍庫の場合、容量や開ける頻度によって、変わってくるため、1年を目途に考えると、間違いないです。
市販の切り餅は、パッケージに表記があると思いますが、同じように冷凍した場合は、そこから1年は美味しい状態での保存が可能です。
冷凍したお餅の上手な解凍の仕方
自然解凍
一番美味しくいただけるは、自然解凍です。
季節にもよりますが、半日くらい冷凍庫から出しておくと、半解凍から全解凍されます。
調理内容によって、都合の良い状態を使用してください。
冷蔵庫解凍
また、翌日食べようと思ったら、前日から冷蔵庫に移しておくと、すぐ調理ができて、風味も逃さず、美味しくいただけます。
電子レンジ解凍
・やわらか餅
サランラップを外して、水をくぐらせ、くっつき防止のためにクッキングシートをしいた耐熱皿に並べて、2個=2~4分ほど加熱します。
餅ピザや、大根おろしと一緒に食べるような時は時間を長くして柔らかめにし、汁物に入れる時などは、少し早めに出した方が、調理しやすいと思います。
焼きもち
サランラップのまま耐熱皿に並べて、2個=45秒ほど加熱して半解凍の状態にします。
そのまま、トースターやフライパンでこんがり焼き色が付くまで焼くと、冷凍前と同じように美味しくいただけます。
お餅を冷凍する時の注意点!
サランラップだけではなく、ジップロックから空気を出して、より真空にさせるように気をつけましょう。
また、お餅によって大きさが違うため、加熱時間は様子を見ながら調整してください。
お餅は、常温や冷蔵庫でギリギリまで保存するより、2~3日分を残して、それ以外はやわらかいうちに、冷凍してしまった方が、美味しく保存できます。
毎日食べる時も、冷凍庫から毎日食べる分だけ冷蔵庫に移して解凍しておくようにすると、いつまでも風味のあるお餅が食べられますよ。