海外旅行に行くとき、みなさんは保険に入っていますか?
よく空港などに保険の窓口がありますよね。
別にいいか!と思っていても、いざ目にすると「やっぱり一応入っておこうかな」という人も少なくないのではないでしょうか。
よく出張や旅行へ行く人はそれらも見直すと節約になることも!
今回はクレジットカードの特典で医療保険と旅行保険を合わせて¥0に出来た!というlinoさんにお話を聞いてみました!
もくじ
クレジットカードの特典で医療保険と旅行保険を合わせて¥0へ!
30歳代後半 女性 自営業/会計事務所
既婚10年(夫:自営業/建築士)子供なし 仕事の出張やプライベートで国内外への旅行多数。
30歳前半まで金融関係の会社員をしており、28歳の時に社会保険に上乗せしてネット型医療保険に加入。
内容は約¥6,000-/月で満期15年、3年ごとに10万円返金の特約が有るものです。
給与は安定していたので、
①年末調整の生命保険料控除が使えるのと、②病気や事故で退職せざるをえない状況になってしまった場合の備え、また③月3,000円弱の積立で3年ごとに10万円返金の特約があるので、半強制的に貯蓄の機能もあると思い、この保険を選びました。
月々6,000円近くの負担は少し高めに思いましたが、安定した会社なので貯蓄も含め良しとしました。
その頃、夫はすでに独立し自営業を始めていましたが、会社員と違い社会保険は国保でしたので、所得保障のある医療保険\7,000-/月くらいのものに加入していました。
この他、休暇の旅行で海外旅行保険にその都度(期間や行先などで概ね¥3,000~¥10,000強)を年1・2回や、国内出張で新幹線を使うような遠方やレンタカーを使う場合もその都度傷害保険を申し込んでいました。
出張に関しては保険料を経費にできるので、あまり保険料負担を気にしてはいませんでした。
その後、私が退職し夫婦共に自営業で国保になったのと、生活環境が変わったことにより保険の見直しを検討する機会があり、生活費や節税についてトータルに改善することにしました。
また、退職するとクレジットカードが作りにくくなるので退職前に申込を検討し始めたのも、偶然にも好タイミングでした。
単独の旅行保険をやめてクレジットカード付帯の海外旅行保険で節約!
まず、見直した時に候補に挙がったのが、Suica付きクレジットカード(年会費無料)と某ゴールドカード(年会費初年度無料・次年度以降¥5,000-、家族カード\1,000-)です。
Suica付きクレジットカードについて、Suicaへのチャージ機能はもちろんのこと、海外旅行保険は自動付帯(そのカードを持っていれば保険適用になる)・国内旅行は利用付帯(そのカードで今回の旅行の決済をすれば保険適用の対象になれる)という特典に目を付けました。
保障内容や金額はそんなに期待できる額ではありませんが、事故対応サービスなども含め年会費無料にしては十分と思いました。
次に、保障金額の面での充実を考えて銀行系クレジットカード会社のゴールドカードを検討しました。
海外旅行は自動付帯、国内旅行は利用付帯である点は上記Suicaのものと同じで、加えて保障金額は海外旅行で最高5,000万円、国内旅行は最高3,000万円なので、今まで旅行前に別途申し込んでいた単独の旅行保険と変わらない内容です。
また、ゴールド会員の特典として空港までのスーツケースの送料が500円で済むなど、以前は実費をかけていたものまで節約になりました。
空港ラウンジサービスを無料で使えるのも嬉しいおまけです。(私は元々使っていませんでしたが。)
海外旅行に関しては、その都度2人で数万円かけていた事もあるだけに、2人で¥6,000-の年会費だけで済むことになったのは我が家にとってかなり節約の影響大です。
調べてよかったと思いました。
医療保険は解約し貯蓄へ!医療費払いすぎてませんか?
クレジットカードからは話は逸れますが、医療保険についてはこれを機に2人とも解約しました。(正確には夫はちょうど満期がきたので、更新しなかった)。
現在、夫婦共に国保のみです。
15年満期のものを10年近くまで続いて途中で解約するのはもったいないかもと思いましたが、月々の¥6,000-負担が会社員の時と違い厳しくなってきたのと、生活スタイルが変わり安定した給料が入らなくなったので貯蓄に回すことにしました。
社会保険から国保への変更に際し、任意継続制度(前の会社の健康保険を引き続き2年使える、ただし保険料は全額自己負担になる)と比較したのと、
高額療養費の限度額についての調べがついて、家計の収支とトータル判断した結果、今までと同じ保険の考え方では備えすぎと気づきました。
当時、退職や引っ越しを機に保険の見直しを検討し始めましたが、諸々の保険料の代わりにクレジットカードの年会費を払うという手段が発生するとは思ってもいませんでした。
見直しの入口が何であるにせよ、家計の節約には保険なら保険のみと調べる対象を限定するのではなく、収支のトータル判断と現在の状況・環境を考慮に入れることでより効果的な選択肢が導けると思います。