すぐ起きちゃう赤ちゃんの寝かしつけは難しいものです。
「どうして寝てくれないの・・・?」とママが泣きたくなってしまいます。
どうしたら長くぐっすり寝てくれるのでしょうか。
音楽や絵本を使うと寝てくれると言います。
そこで今回は、すぐ起きちゃう赤ちゃんの寝かしつけ方、また音楽や絵本はいつから使えるのか詳しく解説いたします。
もくじ
すぐ起きちゃう赤ちゃん・・・どうして寝てくれないの?
お布団に下ろすとすぐに起きちゃう、音がするとすぐ起きちゃう、おっぱいが離れると起きちゃうなど、寝てくれない赤ちゃんに悩むママは多いです。
お布団に下ろすとすぐに起きちゃう赤ちゃんがいますが、これはお腹にいた間はずーっとママと一緒にゆらゆらと羊水に揺られて生活していた記憶が残っているためではないかと言われています。
体をくるりと丸めてゆらゆらしていたので、お布団に下ろされてしまうと、固い面に体が当たるし揺れないしで、赤ちゃんにとっては不快な寝心地なのかもしれません。
生活音に対しても、敏感な赤ちゃんはすぐに起きてしまいますね。
ママのお腹の中でも音は聞こえていたのですが、ハッキリとではなくボワーっとくもっていたので、生後はとても大きな音に聞こえるのかもしれません。
また、添い乳と言われる授乳しながらの寝かしつけについては、「失敗した!」と感じているママが多いようです。
夜中の授乳に関しては、おっぱいをくわえさせるだけでとても楽でしたが、この方法はミルクをあげていた赤ちゃんより乳離れが遅くなり、夜中に何度も泣いて起きることが多くなる傾向があります。
赤ちゃんは眠りが浅くなると反射的におっぱいをくわえたくなるので泣いて要求します。
本当に授乳が必要な場合もありますが、そうでない時もおっぱいが出てくるので半分寝ながらもゴクゴクと飲んでしまいますね。
すると、飲む動作によって脳が目覚めてしまい、眠り続けることができなくなってしまいます。
赤ちゃんは眠いのに上手く眠れないので不快になり、夜泣きを繰り返したり、寝起きが悪くなったりしてしまうのです。
これらを見ても、本当は赤ちゃんも眠りたいのだと言う事がわかりますよね。
ママもつらいですが、赤ちゃんもつらいのです。
赤ちゃんの寝かしつけに音楽や絵本はいつから使える?
幼児を寝かしつける時に、絵本を読んであげる光景は、ドラマや映画などでもお馴染みで、当然のようにおこなわれていますが、赤ちゃんにも効果はあるのでしょうか。
実は、まだ言葉もわからない赤ちゃんのうちから脳に擦りこむことが大切なのです。
「ママがとなりで本を読んでくれると寝て良い時間なんだ」とハッキリ認識していくためです。
赤ちゃんは、雰囲気やママやパパの声、生活音などですべてを判断しています。
昼間の喧騒がなくなり、テレビの音もしなくなり、本を読むママやパパの静かな声だけが聞こえるようになると、「寝る時間だ」と感じるのです。
始めは思うように行かなくても気楽に続けることです。
ここで「寝ないんだ!じゃ やーめた!」と諦めてしまうのはもったいないですよ。
気楽に気楽に、ママやパパの気持ちが穏やかになると、赤ちゃんもリラックスして寝てくれます。
また、眠くなり始めたら流す音楽を決めておくのも効果的です。
ベビーベッドに装着できる「メリー」を繰り返しかけるのも良いですね。
赤ちゃんを寝かせるには、「安心」させることが第一です。
「寝て良い時間」と認識させてあげましょう。