大学生になると、社会人はもう目の前。貯金はしていますか?
親からもらうにせよ、自分でバイトなどをするにせよ、まとまった金額を貯金し管理する機会が増えます。
社会人になるまでに、まわりが平均でいくら貯金しているか気になりますよね。
しかし、将来のためにしっかり貯金したいと思っても、大学生の収入はバイトと両親からの援助が中心なので、効率よく貯金する方法を考えなければなりません。
今回は大学生が平均でいくら貯金しているのか、お金を貯める方法を紹介します。
もくじ
大学生の貯金は平均でどれくらい?
就職ジャーナルの大学生420人に聞いた大学生の貯金額平均は約50万だそうです。
どうですか?そんなにない!と焦っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、大学生の多くが50万円の貯金を持っているというわけではありません。
100~300万円もの貯金を持つ、ごく一部が大学生の平均額を引き上げていると言えそうです。
実際に、30 万~50万円が12%と少なく、10~30万円貯金しているのが29 %で最も多くなっています。
全く貯金できていない人も9%います。
マイナビの大学生貯金額の調査では1位が貯金0円、2位が10万円、3位が5万、4位が1万円、5位が30万となっています。
このことから、50万円貯金できていなくても、決して金銭感覚が劣っていると不安になる必要はなく、10~30万円ほど貯金できていれば金銭感覚がきちんとしていると判断していいでしょう。
また、大学生になればそれまでと違ってアルバイトの制限もほとんどなくなり、貯金できる機会がぐんと増えます。
一言に大学生と言っても、大学1年生よりも大学院生の方が貯金できる期間が多くなるぶん、貯蓄の金額が高くなる傾向があり、大学院生だけに限定すれば平均の貯金額は70万円にもなります。
ただ親からの仕送りが多い人も多数いると考えられますので一概には言えないでしょう。
大学生で貯金する方法は?
大学生では遊びや交際費も増えてくるので、明確な目的がないとお財布の紐が緩んで貯金ができないかもしれません。
大学生で貯金をするならまず、何のために貯金するのか、明確な目標を決めた方がいいでしょう。
何かあったときのために、という漠然とした危機に備えて貯金している人がいる一方で、卒業旅行や、就職活動のための費用、社会人になったときに一人暮らしするための資金など、明確な目標のために貯めている大学生もいます。
また、世の主婦が毎月家計をやりくりしてするのと同様に、貯金は大学生であっても毎月少しずつ貯めていくというのが基本です。
大学生になって1年生の4月から2万円ずつ貯めていけば1年で24万円ですから、大学4年生の終わりには96万円で100万円が目の前になります。
2万円は無理でも5千円ならどうでしょうか?5千円が無理なら2千円は?
現実では就職活動や試験でコンスタントに貯金できないこともありますが、大学生でまとまった金額を貯めることは決して不可能ではないのです。
さらに大学生の主な収入は親からの仕送りのほかはアルバイト。
親からの仕送りを増やしてもらうことは難しいですから、大学生が貯金を増やすにはアルバイトが重要になってきます。
仕送りがほとんどない!という方はアルバイトをする時間が多くなる傾向があります。
家賃を払っている方でしたら、友達とルームシェアをしてみたり、固定費を減らすことを考えましょう。
アルバイト選びには続くかどうかも重要ですが、目標額を達成するためには時給もアルバイト選びの大切な要素となるでしょう。
通常のアルバイトとは別に時間に余裕があるときに短期間のアルバイトをするのもオススメです。
そして重要なのは無駄な出費は極力減らす!
収入を増やすのは難しいですが、出費を減らすのは小さいことから出来ます。
- タバコを吸っている人は禁煙する。
- コンビニに行くのを控える。(ムダな物を買っていることがほとんど。ダイエットにもなるかも?)
- 自炊をする。
- スーパーの閉店間際の値引き商品をゲット
- 親に食べ物を送ってもらう(大量に送ってくれるはず)
- 格安携帯に変える
- 飲み会は宅飲みで
- まかないがあるバイト先にする
これだけでもかなりお金が浮きます。
女性の場合は化粧品や洋服などの出費も多くなりがちですが、最近はファストファッションも可愛いものが多いですし、100均一でも化粧品が揃えられたりします。
入ってきたぶん使ってしまったり、遊んでしまうのではなく、将来に備えて少しずつでも残しておきたいですね。