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ワインのコルクが開かないときはどうする?失敗しない開け方は?

ワインのコルクが開かないと困った経験はありませんか?

相当なワイン好きでなければ、コルクを開ける経験はそう頻繁にあるものではありません。

失敗すると、コルクのかけらがワインに入ってしまって、盛り上がった気分が台無しになります。

クリスマスの時期であれば、パートナーにかっこいいところを見せるためにも、ワインのコルクは失敗しない開け方を知っておいて、スマートに開けたいですね。

今回はワインのコルクが開かないで困らないように、失敗しない開け方のポイントを紹介します。

 

ワインのコルクの失敗しない開け方

ワインを楽しむなら欠かせないワインソムリエを使った開け方をポイントごとに見ていきましょう。

高価なものを用意する必要はありませんが、ナイフが大きいものを選ぶと、ワインキャップが外しやすいです。

 

【ワインをしばらく横に寝かせておく】

ワインは通常、縦置きにして保管することが多いので、コルクが乾燥して抜けにくくなっていることがあります。

コルクを抜く30分前くらいから横に寝かせてコルクを湿らせておきましょう。

 

【スクリューをコルクの中心あたりに刺す】

真ん中に刺すことが基本と言われていますが、それはあくまでベストの話です。

中心に刺さなければ、と意識するあまり抜き刺しを繰り返すと、コルクが痛んで失敗しやすくなります。

コルスクリューがコルクの円周を突き破らなければいいので、神経質に中心にこだわる必要はありません。

 

【スクリューを垂直に刺し込む】

スクリューを刺す場所はだいたいでいいですが、それよりも意識しなければならないのは、垂直に刺し込むことです。

スクリューが斜めに進んでいくと、コルクの端を貫通して、コルクのかけらがワインに混入してしまいます。

コルクに刺すことと、垂直を保つことを同時にするのが難しいなら、刺し始めは中心あたりに刺すことだけを意識して、思い切って斜めから刺してしまいましょう。

スクリューをねじ込む段階で、角度を垂直に調整するのです。

こうするとコルクの真ん中に当てやすくなりますし、スクリューとコルクの密着が高まってコルクが抜けやすくなります。

 

【テコの力を意識して引き抜く】

抜くときは、テコの原理を意識して、3/4まで一気に引き抜きましょう。

残りの1/4は丁寧にはずすように意識すると、勢いあまってワインがこぼれるということもありません。

ここで注意したいのは最初から慎重になり過ぎないようにすること。

じわじわ抜こうとすると、長時間コルクに力がかかって、コルクが壊れやすくなります。

 

ワインを開けるというのは、誰しもが注目する瞬間なので、1番最初のワインキャップがスムーズに外れないと、出鼻を挫かれて、焦りが出てきてしまいます。

焦った結果、ワインのコルクを開けるのに失敗する原因にもなるので、ソムリエナイフは使いやすいものを選んでください。

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コルクの開け方が失敗したらどうする?

ワインの開け方をあらかじめチェックしておいても、慣れないコルクに失敗することもあります。

特に、高価なワインは長い年月で、コルクが劣化していることも多く開けるのが難しいです。

次はワインを開けるのに失敗してしまったときの対処方法を見ていきましょう。

 

【コルクが分裂した場合】

よくあるのがスクリューがうまくコルクに刺し込めずに、途中でコルクが分裂してしまうケースです。

この場合は、スクリューをコルクが貫通するまでしっかり刺し込んで、抜きましょう。

薄くなったコルクは、そのままの状態よりもさらに脆くなっています。

じわじわと長時間コルクに力をかけずに、思い切って引き抜きましょう。

 

【どうやってもコルクが抜けない】

コルクの状態によっては、ボトルにしっかりホールドしてどうやっても抜けないことがあります。

そんなときは、逆に押してコルクをボトルの中に落として開ける方法もあります。

衛生面で大丈夫なの?と思うかもしれませんが、そもそもコルクの底面は開けるまで、ワインに触れています。

コルクの材質も、カシの木から作られていますから、有害なものではありません。

ボトルにコルクが入ったままでもワインが美味しく楽しめるのです。

 

【コルクのかけらがワインに入ったら?】

ボロボロになったコルクがワインに混入するのは、ワインを開けるときの失敗の中でも最悪のケースです。

できれば避けたい事態ですが、失敗してしまったものは仕方ありません。

気持ちを切り替えて対処しましょう。

グラスに注ぐときに、茶こしやコーヒーフィルターを通してワインを注ぎます。

コルクのかけらがフィルターで取り除かれて、グラスにコルクがぷかぷか浮いて飲めないという事態を防げます。

 

さいごに

ワインをコルクに開けるのは何回やっても緊張します。

あらかじめ開け方をチェックしておけば、誰かとワインを飲む場面でも、失敗して、焦ってさらにどうしたらいいか分からなくなる、ということもありません。

コルクを引き抜けるか心配という場合には、ワインオープナーを使うのがオススメです。

バネの力を利用したものや、1動作だけでコルクを開けられるタイプもあるので、非力な女性でもコルクが開けやすいです。