私は、子ども2人を七田式で育ててきた主婦です。
現在小6の長男は、1歳半から小3まで通いました。
現在小2の次男は、1歳から入室し、現在も通室中です。
そんな私の七田式体験談を、お話ししたいと思います。
もくじ
通信教育では難しい!やっぱり教室に通う方が効果的!
長男は、まず1歳から、七田式の通信教育を始めました。
家から教室まで少し遠く、通うのが大変だったからです。
教材は、かなえちゃん(フラッシュカード)一式と、ドッツセットを購入しました。
通信教育は、この月齢で取り組むべき遊びやしつけなどを書いた資料が送られてきて、わからないことや相談があるときは電話するというやり方ですが、
フラッシュカードやドッツの使い方については指導がなく、どちらかというとしつけメインな印象で、物足りなく感じていました。
そこで1歳半の時に、思い切って教室に体験に行ったところ、カードをフラッシュするスピードや取り組みのテンポに圧倒され、これは家では出来ない!と納得して入室しました。
同時に通信教育は退会しました。
教室では、様々な取り組みを、テンポよくどんどん進めてくださいます。
飽きるヒマなどまったくありません。
どんどん繰り出されるフラッシュカードに、目が釘付けです。
ひも通しやハサミなど、手先を使った取り組みもたくさんあります。
指先を使うことで、右脳が鍛えられるそうです。
色とりどりのクマさんをひもに通していく作業に夢中になり、次の取り組みに移るのを嫌がっても、先生が上手に引き込んでくださるので、あっさり切り替えることができるのは驚きでした。
成長した今でも、勉強とゲームなどの切り替えは上手ですね。
数や時計の概念も、毎回繰り返し、楽しく入力してくださいます。
幼児には難しい理科や社会の知識も、歌で楽しく教えてくださいます。
今はわからなくてもいつかアウトプットできる時がくるから、今はどんどんインプットする時期です、と先生はおっしゃっていました。
4歳くらいまでは親も一緒について、後ろで取り組みの補助をするのですが、1時間のレッスン中は私も頭をフル回転させるので、クタクタになるくらいです。
親子ともに、ものすごく濃い1時間を毎週楽しんでいました。
「褒める」が身に付く
レッスンで取り組んだ内容は、覚えておいて、可能な限り家でも真似して取り組むようにしていました。
フラッシュカードやドッツカードを先生のようなスピードで見せたり、子どもに復唱させたり。
時計や曜日、九九などの歌を歌ったり。
百円ショップで同じような材料を仕入れてきて、ひも通し、豆をピンセットでつまむ練習、5や10の合成、ボタンかけなどにも取り組みました。
子どもと一緒に充実した時間を過ごせて、今から思うととても幸せだったなぁと思います。
また教室では、褒めることをとても大切にされています。
レッスン中も、先生はとにかくほめてほめて、励ましてまたほめて、という具合で、マイナスなこともプラス思考でほめ言葉にかえてしまわれます。
親のこともほめてくださるくらいです。
家での取り組みの様子を記入して毎月提出するシートがあるのですが、親子ともにお褒めの言葉をいつもいただいていました。
温かいコメントが毎月楽しみでしたね。
また幼児コースでは、毎回レッスンの初めに「今週のほめ言葉」を親から発表する時間があります。
先生がほめるだけでなく、親にもほめ上手になってもらおうという意図を感じていました。
おかげで、小6まで成長した今でも、注意することはめったになく、ほめてばかりの毎日です。
ほめることが習慣になってしまったようです。
2人とも記憶力が驚くほどいい!
七田式教育では暗唱の取り組みも熱心です。
レッスンの初めに、その週に家で覚えてきたことを暗唱する時間があります。
長男は幼稚園の時、社会と理科の歌をたくさん覚えて発表していたのですが、小6の今でも覚えていて、受験にとても役立ちました。
次男は、円周率を500桁暗唱しました。
今はすっかり忘れてしまいましたが、数字は大好きで、算数が一番の得意科目です。
そして二人とも、記憶力は驚くほど良いですね。
小学生になってからは、送り迎えをするだけになりましたが、迎えに行くと、その日のレッスン内容と子どもたちの様子について先生が詳しく教えてくださいます。
パソコンを使ってスクリーンに映し、速記力や記憶力、集中力を鍛えたり、作文力や発想力を磨いたり、偉人の話を聞いて感想を書くような時間もあります。
相変わらず濃いレッスンですが、学校に行って宿題をした後でも、とても楽しそうに通っています。
私の子育てにとって、七田式は、なくてはならない大切な支えでした。
あと1年ほどで我が家は七田式から卒業することになると思いますが、これからも、親として学んだことを大切に生かしていきたいと思っています。