かかとがガサガサしていると、ストッキングが伝線しやすかったり、サンダルを履く時にきになったりしますよね。
かかとがガサガサしてしまう原因と治し方を知って、正しくケアをすればつるつるのかかとを取り戻すことができるのです。
いつもガサガサしてるし、、と諦めてしまっている方。
今回は、かかとがガサガサしたりひび割れしたりする原因と、角質ケアの方法をご紹介します。
もくじ
かかとがガサガサする原因は?
かかとがガサガサする原因は大きく分けると、乾燥と外からの刺激の2つです。
【乾燥】
かかとには、手のひらと同じく皮脂を分泌する皮脂腺がないので、乾燥しやすい部分。
美容への意識が高い女性の間では、乾燥が肌に悪影響なのはよくご存知だと思います。
乾燥は吹き出物やテカリなどの肌トラブルの原因。
かかとであっても皮脂が不足すればターンオーバーが乱れて、垢として剥がれ落ちなければならない古い細胞が落ちずに、そのまま溜まっていき固くなってしまうのです。
【外的刺激】
次に外からの刺激についてですが、歩き始めていない赤ちゃんの足の裏には、土踏まずがないのをご存知でしょうか。
土踏まずとは、一般的には、足の裏の真ん中にある凹みの部分です。
土踏まずがあることによって、地面を踏みしめるときに足全体に圧力が分散されて疲れにくくなると言われています。
この土踏まずは、歩いていくうちに形成されていき、その形や場所は歩き方や足の形によって変化します。
何が言いたいかというと、足は歩き方や状況によって最適な形に変化するということなのです。
ハイヒールなど足に負担がかかる靴は、地面を踏んだときの圧力が一点に集中するので、足の皮膚を守るために圧力に耐えられるようにその部分だけ固くなります。
また、サイズが合わない靴を履いても、靴の中で足が動いて一部分だけ何度も擦れたり圧迫されたりすることで、同じように固くなります。
【代謝の低下・栄養不足】
年齢とともに肌のターンオーバーがうまく行われなくなり、角質が硬くなりやすくなってしまうことがあります。
その場合はビューティーフットのようなかかとの角質落としやピーリングを定期的に行うことが必要になります。
また、栄養が偏っている場合も肌に栄養がいかず乾燥の原因になることがありますので、なかなか改善しないという方は食生活も見直すようにしましょう。
かかとのガサガサの治し方は?
かかとのひび割れを予防するには、かかとを保湿するのが最も効果的です。
かかとの保湿というと、ボディクリームがぱっと思い浮かびますが、一般的なボディクリームではガサガサしている表面がふやけるだけで水分が必要な、肌の奥には届きません。
角質を柔らかくする作用がある尿素クリームや、かかとのパックがオススメです。
【かかとパックの方法】
- お風呂上がりの柔らかくなったかかとに、化粧水をたっぷり含ませたコットンを3分ほど当ててパックします。
- そのままだと落ちるので、コットンの上からラップで巻いて固定しましょう。
- ラップの上からさらに暖かいタオルを巻くと、血行が促されて、パックの効果がアップします。
また、パックだけではかかとの状態が改善されない場合はピーリングジェルを使用するのも1つの方法です。
ピーリングは、使用すると表面の古い細胞だけが日焼けのようにポロポロと落ちてきます。
やすりでかかとを削るよりも、肌へのダメージが少ないですが、角質が取り除かれた肌はデリケートです。
乾燥にも非常に弱いので、クリームで保湿して刺激から保護しましょう。
また、かかとの角質を落とす専用のファイルを使用する方法もあります。
ただし使用する時は必ず足が濡れている状態で行って下さい。乾燥したまま行うと削れすぎてしまい、余計乾燥を引き起こす原因になります。
かかとの状態が改善されても、かかとのケアを怠ればダメージが蓄積されて再びかかとがガサガサしたり、ひび割れしたりを繰り返してしまいます。
かかとがきれいになったら、面倒くさがらずに顔と同じように必ず保湿を心がけましょう。
またサイズが合った靴を履くようにしても、地面を蹴るたび摩擦が抑えられるので、かかとを刺激から保護できます。
つるつるのかかとでサンダルを楽しみましょう!