ネバネバした食べ物は体に良い!とは言うものの、どんな風に良いのでしょうか。
「めかぶ」は「わかめ」の根元の部分で栄養の宝庫なのです。
しかもそれがかなりのローカロリーなので、女性は特にめかぶが好きな人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、何気なく食べている「めかぶ」の栄養や効果効能を詳しく調べてみました。
さらに美味しく、人気のレシピもご紹介します。
もくじ
めかぶの栄養がすごい!
日本人は海産物に恵まれているので、海藻にはミネラルが豊富で体に良いらしいことは多くの人が情報として知っているはずです。
でも、めかぶは「わかめ(葉)」「もずく」などに比べると食卓に並ぶことが少ない海藻なので、食べたことがないと言う人も多いのが実情です。
知らないともったいない「めかぶ」の栄養を見てみましょう。
・ヌルヌルの元 アルギン酸
・食物繊維 フコイダン
・ヨウド
・カルシウム
・ビタミンB、C,E,K
・葉酸
・ナイアシン
・マグネシウム
・カリウム
多くのビタミンとミネラルが含まれていることがわかりますね。
ビタミンとミネラルは、体の基礎を作り上げるために必要な栄養なので、不足するとすべての循環が悪くなるのです。
そして、何と言ってもめかぶの特徴は、水溶性食物繊維フコイダンが豊富なことです。
めかぶの効果効能!フコイダンが凄い!
フコイダンはヌルヌルした食品に多く含まれる栄養分で、「体に不要な物を排出する!」と言う素晴らしい力を持っています。
胃粘膜を保護して余分な吸収を防ぎ「コレステロール」「脂肪分」などを排出してしまいます。
さらには、「におい物質」までも取り去る力があるのです。
におい物質を便から排出したり、肝臓に送りこんで解毒させてくれるのです。
これは、汗のにおいに悩む夏に向けて朗報ですね。
フコイダンはガン細胞をアポトーシス(自滅)させる効果があり、特に乳がんの抑止に効果が絶大で、75%の乳がん細胞を自滅させた研究結果も出ています。
また、海藻と言えば毛髪育毛促進が有名ですが、「めかぶ」ももれなくフコイダンの作用で毛母細胞が活性化します。
フコイダンは水溶性食物繊維なので、腸内に溜まった便を柔らかくして排出しやすくしてくれて、女性にうれしい便秘解消効果もあります。
その他にもアルギン酸の血圧安定作用や血糖値上昇の抑制、ヨウドの免疫力UPなど、効果効能にあふれる食材なのです。
しかも、めかぶは大量に食べる必要はありません。毎日食べるなら大さじ1杯程度で良いのです。
3個パックのものなら、2~3日に1個づつ食べていればそれで十分なのです。
ただし、体に良いものは続けることが大切です。
1回食べたからと言って、「めかぶ」の恩恵をすべて授かれるわけではありません。
そこで、少し変化を加えて美味しく上手にいただきましょう。
めかぶの美味しいレシピ!人気のレシピ!
ついついポン酢をかけてズルズルとかきこんでしまう「めかぶ」ですが、食べ方はいろいろあります。
冷たいまま食べるので、冬場は遠慮したくなってしまいますね。
ところが、「めかぶ」は「わかめ」なので当然、お味噌汁で美味しくいただけるものなのです。
わかめと同じく熱湯に入れた瞬間に鮮やかな緑色になり、そば、うどん、鍋、湯豆腐にも最適なのです。
また、メインディッシュとして登場させることも出来ます。
ネバネバトライアングルそうめん
めかぶ、おくら、納豆がその名の通り、ネバネバトライアングルです。
そこに、5分ほど塩もみして水分を絞ったきゅうりを加えてまぜ、麺つゆを適量加えます。
そうめんにかけて出来上がりですが、トマトやしらすで色付けすると、さらに美味しそうになりますね。
添え物の1品だった「めかぶ」をぜひメインでお試しください。