コンタクトが消えた! 目の裏側に入っちゃったのかもしれない、どうしよう!と慌ててしまうことありますよね。
でも大丈夫です!目の構造上、コンタクトは目の裏側には行っていませんのでご安心ください。
では、どこに行ってしまったのでしょうか。
今回は、消えたコンタクトをそのまま放置して大丈夫なのか、取るためにはどうしたら良いのか、などについて調べてみました。
もくじ
コンタクトは目の裏に消える?
目の構造上、裏側に何かが入り込むと言うことは、考えられません。
瞼の裏側と、眼球は、「結膜のう」と言う、袋状になっていて、遺物は入り込めないようになっています。
自転車に乗っていて、目に虫が入って裏側に消えた、などと言うこともなく、開けたら何十匹も虫が出てきた、なんて言うホラーな事も起こらないのです。
ひとまず安心しましたが、ではコンタクトレンズはどこへ消えたのでしょうか?
消えたコンタクトを探そう!放置はダメ?
やわらかいコンタクトレンズは、目の中で折たたまってしまうことがあります。
もともと小さいコンタクトレンズですが、2つ折り、4つ折りとさらに小さくなり、見つかりにくくなってしまいます。
まず、最初にするのは、目薬を使って出てくるか試してみましょう。
一番くっつきやすいのは、瞼の裏なので、目薬をたっぷりとさしたら、瞼の上からマッサージしてみます。
十分に目の中が潤うと、出てくる可能性が高いです。
瞼を上に引っ張って、鏡を顔の下の方に持ち、目を剥くようにすると、上の方にチラリと見えるかもしれません。
そうしたら、瞼の上から逃げないように抑え、眼球を動かして、真ん中に戻します。
取れない場合は、無理に取るのはやめましょう。
眼球を直接さわるのも、傷がついたり、ばい菌が入る可能性があるので、いけません。
取れない時や、見つからない時は、病院で診てもらいましょう。
見つからないからと言って放置すると、汚れが溜まって感染症を起こす可能性がありますので、中にあるか無いかを、必ず診てもらいます。
また、何年も入りっぱなしだったと言う例もあり、その場合、コンタクトレンズの回りを、細胞が包み込んでしまい、肉芽腫となっていたという事もあるのです。
チラリと見えたコンタクトレンズを取るにはどうしたらいい?
結膜のうは、それほど奥まで深いものではありませんが、コンタクトレンズは、優に隠してしまいます。
探す時は、上を探す時は、眼球を下向きに、下を探す時は、上の方を見ながら、と、探す方と反対を見るようにして探します。
左右も同じです。
結膜のうを一番浅い状態にして、探すということですね。
見つけたら、瞼の上から抑えます。
目の中に指や綿棒を突っ込むと、傷の原因となります。
ばい菌が入ると、結膜炎などを起こしますので、止めましょう。
コンタクトレンズを、逃げないように抑えて、眼球を持っていき、黒目に乗せるようにして、真ん中に戻します。
でも、なかなか上手く行かないのが普通です。
目の中に有るのがわかったら、眼科で取りだしてもらうのが一番です。
緊急事態とまでは言いませんが、早いうちに病院へ行きましょう。