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カレーの冷凍と解凍方法!【ジップロック・タッパー・ラップ】

大人も子どもも大好きなカレー、皆さんのご家庭でも定番メニューですよね。

カレーはつい作りすぎてしまいます。

そんな時はカレーを冷凍保存しておきましょう。

ここではカレーの冷凍方法と解凍方法(ジップロック、タッパー、ラップ)についてお伝えしたいと思います。

カレーの冷凍方法

カレーは大きな鍋でたくさん作った方がおいしく作ることができます。

そのためつい作りすぎてしまいますよね。

翌日食べる予定がある場合は、冷蔵庫に保存しておいて、温めなおして食べればいいのですが問題はすぐには食べない場合です。

冷蔵庫で保存できる日数は2日が限度です。

それ以上食べる予定がない場合は、冷凍保存するようにしましょう。

カレーを冷凍保存する場合は、鍋の底からよくかき混ぜて一旦煮立たせます。しっかりと空気を含ませるようにかき混ぜるようにしましょう。

それから一気に鍋ごと氷水に浸けてカレーを冷やします。

一気に冷やすことがポイントです。

十分冷えたら保存容器に入れて冷凍庫で急速冷凍するようにしましょう。

もう1点カレーを冷凍する場合の注意点があるのですが、ジャガイモは冷凍すると食感が悪くなります。

ですのでジャガイモはあらかじめ取り除いておくか、潰しておくようにしましょう。

ジップロックに保存する場合

ジップロックに保存する場合は、なるべく空気を抜くようにしましょう。

平べったくなるように均一に伸ばして水平に冷凍するのがコツです。

完全に凍ったら立てて保存できるので場所をとらず、便利ですよ。

しっかりとチャックを閉じるようにしましょう。

ジップロックのメモ欄にカレーを保存した日にちを記入しておくと分かりやすいですね。

タッパーに保存する場合

タッパーに入れて保存する場合は、あまり深くない浅めのタッパーを用意しましょう。

タッパーにタッパーからはみ出るぐらいの大きめのラップをひいてカレーを包み込むようにするとタッパーが汚れずに済むので洗い物の時に便利です。

ラップをひいておけば、タッパーに臭いが移る心配もありません。

ラップの場合

ラップは油分が多い食品の保存にはあまり向いていません。

解凍するときに高温になると油分に触れていたラップが破れてしまうからです。

カレーの解凍方法

カレーを解凍する場合は、ゆっくりと時間をかけて解凍した方がおいしく解凍できます。

食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、ゆっくりと解凍するようにしましょう。

電子レンジで解凍するよりも、もう一度鍋に移して温めなおした方がムラがなくおいしく解凍できます。

ジップロックに入れて冷凍していた場合は、そのまま湯せんで温めなおしてもいいですね。

その場合、直接鍋肌にジップロックがついてしまうとジップロックが一部溶けてカレーが出てきてしまう場合があります。

湯せんする場合はジップロックをこまめにチェックしながら行うか、ざるに入れて湯せんをすると鍋肌に触れずにすみます。

また、冷凍保存の場合でも3週間ぐらいで食べきるようにしましょう。

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カレーは常温保存してはいけない!?

皆さんのご家庭では食べきれなかったカレーを鍋のまま常温保存していませんか?

「2日目のカレーは味が染み込んでおいしい」とも言われているので、次の日にまた温めて食べるという方も多いと思います。

ところが、この常温保存には食中毒の危険性があるのです。

「ウェルシュ菌」という菌がカレーの鍋の中で繁殖してしまうことがあるのです。

このウェルシュ菌は人や動物の腸内や土の中などにいるごくありふれた菌です。

そのためカレーの材料となる肉や野菜に菌が付着していることがあるのです。

この菌は加熱で死滅することがないため、カレーの中で繁殖し続けてしまうのです。

常温保存中は、ウェルシュ菌の繁殖にはちょうどよい温度となるためおよそ8時間で食中毒を発生させるレベルにまで増殖してしまいます。

先ほど冷凍保存する方法をご説明した際に、「一気に冷やすことがポイント」とお話しました。

なぜ一気に冷やすのかと言うと、ウェルシュ菌は40度前後の温度の時に一番増殖するのでなるべくこの温度の時間を少なくしたいからです。

以上のことからカレーは常温保存ではなく、必ず冷蔵もしくは冷凍で保存して食べるときにはしっかりと再加熱するように気を付けましょう。

まとめ

ここではカレーの冷凍保存と、解凍方法についてお伝えしました。

買い物に行きそびれた時などに、冷凍ご飯と冷凍カレーがあればすぐに食事をすることができます。

冷凍保存は便利で、いざという時に本当に役立ちます。

今までカレーを常温保存されていた方も、その危険性についてご説明しましたのでこれからは冷凍保存をするようにしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。