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食費の節約のコツは「現状把握」で家計簿アプリを使いこなす&食品ロスをなくすこと!

食費の節約のコツは「現状把握」で家計簿アプリを使いこなす&食品ロスをなくすこと!

私の食費節約生活は子供が産まれたことがきっかけで始まりました。

我が家は夫婦と子供の三人暮らし。

会社員の私は思う様に貯金ができず、この先、将来のことを考えると不安になったのです。

大人1人ならまだしも、夫婦+子供となると一気に食費がかさみます。

そこで重たい腰を持ち上げ、食費節約にふみ切りました!

食費の節約は現状把握から!家計簿アプリを活用しよう!

まず、出費の現状を把握するために家計簿アプリを活用しました。

これまでは夫婦でためたレシートを計算し、頃合いをみて精算するというかなり大雑把な方法でした。

ずぼらな私でも使える“レシートを撮影して自動計算してくれる家計簿アプリ”は大変役立ちました。

試して1か月、我が家での食品の占める割合が25%に迫る割合であることが判明。

これを20%に抑えられるよう、私の節約生活が始まったのです。

お弁当持参で食費節約!

まずは職場での食事について見直しました。

それまでは毎朝、会社近くのコンビニに立ち寄り、簡単な朝食と昼食を買っておりましたが、それだけで700~800円の出費です。

お弁当を持参するようになると、体にも優しい食事になり一石二鳥です。

私はお昼のお弁当が前日の残りもので全く構わないので無理なく、夕食を寄せ集めるだけでも十分でした。

また、職場での食事は人目も気になるという方がいるかもしれません。

私はバリエーションを広げるために麺類もレパートリーに加えました。

3玉セットのうどんやお蕎麦はスーパーでも安価なので助かります。

これがカップ麺だと平均100円以上はかかってしまうのですが、3玉のセット麺は1袋で100~150円程度。つまり、1食40円程度まで抑えることができるのです。

しかし、働く者としてこれではお腹が満たされません。

それに、トッピングが欲しくなります。

例えば、自宅から持参したおにぎり、てんぷらやフライ類などの乗せると彩りも増して満足感もアップします。

また、私の職場ではコンロがないのでうどん類はレンジ調理に対応しているものを選びますが「3分ほど茹ででください」と表記のあるものでも電子レンジで1分チンすれば遜色なくいただけるのでぜひお試しください。

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食品ロスをなくして節約!

次に取り掛かったのが「食品ロスを無くすこと」です。

休日は冷蔵庫の中で忘れ去られている食材がないか普段から気を付けて点検します。

傷みそうなものがあったらクックパッドでレシピを調べてすぐに調理します。

また、作り置きに向いている食材で常に何品か常備しておくと疲れて帰ってきても食卓の準備に微力ながら貢献できるので、現在も継続しています。

常に冷蔵庫の中身を確認しておくと無駄な買い物も減らせてるので必須です。

さらに食品ロスの防止に凝ってしまった私は“子供の夕飯のお残し”にまで手を出してしまいました。

しかし、ここで悲劇が起こったのです。

ある日、仕事から帰った私はいつものように台所に放置してあった子供の晩ご飯の残りを拝借しました。

すると、しばらくしてお腹がゴロゴロ。

熱も出始め、どうやら子供が保育園で風邪をもらってきたらしく、自分も症状が出てしまったのです。

“もったいない”もほどほど、という失敗談でした。

出費を抑えるために普段から食材探しにも気を使いました。

幸い、私の住まい周辺には所帯向けのスーパーが何店舗もあるため、それぞれの特色を活かした商品の展開がうれしいです。

まとめ買いのお店、鮮度の高い野菜を扱うお店、お惣菜の種類が豊富なお店など、各店の持ち味を把握して使い分けると無駄な買い物が抑えられます。

このような努力が実り、翌月には何とか食費の割合が全体の20%に迫る勢いで結果を残すことができ、達成感がありました。

この経験で感じたことは“良いものが安く手に入った!”“食費を抑えられた!”という瞬間的な喜びも良いのですが、最終的な目的は「よりよく生きる」ということなんだと気づかされました。

木を見て森を見ず、とはよく耳にする言葉ですが食費をいくら抑えても他の項目でオーバーしてしまえば、残念ながら意味はないでしょう。

また、悲しいかな「貧すれば鈍する」との言葉があり、生活に困窮すれば本来、働くべき知恵も働かなくなるという意味だそうです。

これが意味するところはやはり自分自身にとっての目的を見失ってはいけないということです。

なので、同じ悩みで苦しんでいる方には、まず“現状を理解する”ことをおすすめします。

そして、継続して取り掛かれる努力をコツコツ続けてみるということです。

ありきたりかも知れませんが最終的な目標は「よりよく生きる」ではないかと日々、感じています。

そのためには…と各自が知恵をめぐらせることで思わず解決の糸口が見えてくるはずです。